製品案内

株式会社小松工作所の各種製品。
もっと詳しく知りたい方は、各ページにてご確認ください。

C3604(快削黄銅・真鍮)

C3604は快削黄銅二種ともいい、60/40黄銅系の成分に第三元素として鉛を添加することで切削性が大幅に改善された真鍮です。真鍮の中でもC3604は特に被削性(切り屑処理性、仕上面品質、切削抵抗及び工具寿命などを考慮した評価)に優れています。

S45C(機械構造用鋼材)

S45Cは比重を7.8に持つ機械構造用の炭素鋼鋼材としては最もポピュラーなものと言えます。熱処理により得られる機械的性質も向上するため、用途に広がりが出てきます。一般的には焼入れ、焼き戻し、焼きならし等をした上で使われます。

SS400(一般構造用圧延鋼材)

SS400は、一般構造用の鉄鋼材であるSS材のうち、最も使用頻度の高い材料とされます。ほとんどの場合、キルド鋼から作られ、板厚が50mmを超えないのであれば溶接性についても特に問題のないレベルです。これ以上の厚みのある場合は、溶接構造用圧延鋼材(SM材)が用いられます。SS400は、引張強さが400~510N/mm2のものを言います。

SCM435(クロムモリブデン鋼)

SCM435は炭素量0.33~0.38%程度のクロムモリブデン鋼で、降伏点は概ね785以上、引っ張り強さ930以上の鋼です。クロモリ鋼の中では比較的高めの機械的性質を持ちます。炭素量の含有量はわずかの違いでも機械的特性に影響を及ぼします。

S50C(機械構造用炭素鋼)

高炭素鋼で、炭素含有量の代表値が0.50%のものをいいます。炭素の含有量は、0.6%までは増えれば増えるほど硬度が増しますが、それ以上になると硬度はあまり変わらずに、脆さが目につくようになります。

AC4A(ガンマーシルミン)

AC4Aはシリコンとマグネシウムを含有したAl-Si-Mg系の材料です。鋳造性は良好で、靭性にも優れるため、大型の強度が必要な鋳物材料として使われます。

A6061(アルミ合金)

A6061は耐食性が良好なことから、ボルトやリベット接合の構造用材として使われます。T6処理により耐力が245N/mm2以上とかなり高い強度を得られ構造材料として使用されます。

A7075(超々ジュラルミン)

A7075は超々ジュラルミンとも呼ばれ、アルミ合金の中でもトップクラスの強度を持つ材料の一つです。強度はありますが、反面、応力腐食割れや耐食性については使用環境等に留意する必要があります。

FCD-450(球状黒鉛鋳鉄)

球状黒鉛鋳鉄の一つです。鋳鉄の中でも強靭で、強度に優れると共に破壊されにくいタイプです。FCD材の機械的性質は、サンプルをどのように取るのかによって、別鋳込みと本体付きとの二種類があります。この材料規格は前者の別鋳込みとなりますが、より実際の鋳鉄の性質に近くなるのは本体付きのほうとなります。
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